ホーム> 経営のヒント> 唯我独尊hiromichiが行く> Hiromichi Chronicles> 偽らざる学歴と経歴なのに
■面接をする会社側のお話はたくさんしましたが、
面接される方の若い男性から相談がありました。
その男性は今までに何度も面接に落ちています。
■JRの高架が遠くに見える小さな喫茶店で、
バタートーストを頬張りながら訊きました。
冷めた紅茶でトーストを押し流した男性は、
■自分の長所を履歴書を見ながら語っていました。
本当に素晴らしい学歴と経歴を持っていますが、
どれだけ小さな会社を回っても採用されません。
■旧帝国大学と言われる国立大学を卒業して、
一部上場の大きな会社に約3年ほど勤めて、
見た目にもまったく欠点のない好青年です。
■だから、そんな奴は小さな会社には要りません。だって、
小さな会社には小さな会社に見合った人しか入れません。
そして、履歴書が立派になればなるほど受け付けません。
■そう、こんな私が面接官の立場でも採らないと思います。
要は、いくら本人がいい人でも履歴書が重過ぎるんです。
また、僕を採用しないと損をするよってニオイがします。
■まったくそんなことなど思っていないでしょうが、
そんなニオイが勝手に感じられてしまうものです。
それはどこかで相手に評価を求めているからです。
■だから、評価を求める人はまったく評価などされません。
そして、同情は少しのお金と適度な評価に変わりますが、
立派な履歴書は妬みにこそなれ低い評価にもなりません。
だから、小さな会社に入ることは無理だって伝えました。
そう、履歴書は自分が歩んできた系図なんだから、
それに見合った会社に入ることがきっと正解です。
学歴や経歴が乏しい人がたまたま大きな会社に入ったら、
本当に苦しいです。でも、その反対はもっと苦しいです。
私の知り合いで京都大学を卒業した男がいますが、
今、訳あって臨時雇いの土木作業員をしています。
で、土木作業員が悪い訳なんかじゃありませんが、
そいつは履歴書に高卒と嘘を書いてしまいました。
だから、高い学歴に偽る学歴詐称はまだ可愛いものです。
高い学歴を低く見せなきゃいけない方がきっと辛いです。
そして、大きな会社から小さな会社に転職をする人って、
小さな会社からはまったく歓迎をされないんです。そう、
自分たちの今までのやり方を否定されるのが怖いんです。
自分が優位に立てると思う会社からは歓迎をされません。
Written by Hiromichi
はまぞう(原ブログサイト)
Hiromichi唯我独尊
監修:浜松の税理士太田彰
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