浜松の税理士太田彰サイト


ホームmag2mag2バックナンバー201604-> 領収書などの紙の書類をデータで保存

領収書などの紙の書類をデータで保存

日々、増える領収書や契約書といった紙の書類を、

どのように保管していますでしょうか。

実はこうした紙の書類を「デジタルデータに変換して保存」

することができる制度があるのです。


それは「スキャナ保存制度」といって、一定の要件に従ってデータを保存すれば、

紙の書類は処分することができる制度です。

これにより書類を保管するスペースが不要になり、

災害などで被害にあった場合には大事な書類を紛失するリスクも低くなります。


この制度は10年以上前からありますが、

要件が厳しくほとんど利用されていませんでした。

しかし、2015年の税制改正で要件が大幅に緩和され、

これまでより使いやすい制度に変わりました。


主な改正点は、3万円以上の領収書や

契約書なども制度の対象になった点や、

デジタル化した日時を証明するタイムスタンプがあれば、

電子署名の付与は不 要になった点などでしょう。


タイムス タンプとは、電子データがある時刻に

確実に存在していたことを証明する 電子的な時刻証明書です。

領収書や契 約書などの書類がたくさんある場合 には、

スキャナで読み取る手間がかかります。

またタイムスタンプが利用できる環境を整える必要もあります。

改正により使いやすい制度にはなりましたが、

これまでの手間や費用などを比較検討して利用する必要がありそうです。


       ご意見

            《《《前の記事              次の記事》》》


 もとのページへ      ホームヘ
 【税務徒然草バックナンバー】へ戻る

ページトップへ


footer問合せ
新規税理士顧問委嘱をご希望の方もコチラから

ホーム - 業務案内 - セカンドオピニオン - 門外不出のサンプル - 経営のヒント - ニュースレター -
職場のQ&A - 個人情報保護法 - 報酬・料金例示 - ご相談・ご利用方法 - 事務所概要 -
所長挨拶 - 優良サイトのご紹介 - よくある質問 - お知らせ - プライバシーポリシー - 特定商取引法 -
唯我独尊Hiromichi - サイトのキセキ - 税務徒然草 - サイトマップ

Copyright© 2009 浜松の税理士太田彰サイト All Rights Reserved.


サイト内の記事・写真・アーカイブ・ドキュメントなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載等を禁じます。