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後輩に見込み客の名刺を譲ってもいいでしょうか?

【個人情報保護法のツボ2010.07.04 その2】

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百貨店の総務部で個人情報保護関連の担当をしています。

先日、ある支店にお客様から、
「館内放送でフルネームをアナウンスするのは
個人情報の漏洩にあたるのではないか?」
というお問合せがありました。

お客様の利便性などを事務機器の営業をしています。
新商品の発売にあたり、新しく営業部門が編成され、
仲のいい後輩もメンバーとなりました。

この後輩に自分がこれまでに集めた名刺を譲ってやりたいと考えています。

今後、受注を期待できる見込み客の名刺です。

同じ会社の中ですが、これは問題になるでしょうか?

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問題になるかもしれないので要注意です。

名刺が個人情報であることはご存知のことと思います。

人情報は、取得の際に利用目的を相手に通知することと、
通知した目的以外には使用しないことが法律で定められています。

日本の商習慣において、名刺のやり取りをするというのは、
その後に資料を送ったり電話やメールで
連絡を取るといった営業行為に同意している、

という前提に成り立っているため、通常の名刺のやり取りでは、
利用目的をわざわざ通知する必要はないとされています。

しかし同じ社内であっても、
名刺の持ち主と面識のない社員や異なる部門に情報を提供するのは、
目的外の利用となりNGという判断もあるのです。

知らない相手から突然連絡が来るというのは不快なものです。

名刺の持ち主に事前に許可を得るようにしましょう。


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