ホーム> 経営のヒント> INDEX> バックナンバー> 椅子取りゲームに興味なし
■思えば、たしか私が最初に就職した約20年前は、
新卒の4人に1人が一生平社員だと言われました。
就職は楽な時代でしたが出世は困難な時代でした。
■そのとき私は一生平社員だと思いました。だって、
親父の縁故で無理矢理に採ってもらったからです。
元々は居ても居なくてもどっちでもいい人材です。
■その年の新卒は120人いましたが、
117人は理系の大卒ばかりでした。
引き算して残った3人が文系でした。
■社長の訓示があるとのことで120人全員が一箇所に集まりました。
まったく知らない者同士が初めて集まったのに3人だけ、固まりました。
文系の奴は理系の集団の中から自分と同じ臭いを嗅ぎ分けられます。
■そして、3人ともキレイに親父の縁故だけで入社していました。
そのとき私は4人に1人のサラリーマンになると確信しました。
だから、別に要らないけど居てもいいよって感じがしたんです。
■下の娘が4歳のときにパスポートを作りました。
私が親権者として署名欄にサインを書きました。
だから、私がいないと娘は海外には行けません。
■それとまったく同じことだと思います。だから、
親父がいなくなったら私の価値などないんです。
そして、その時点で出世に対する欲は0でした。
■所詮、出世なんて椅子取りゲームと同じだと思いました。
要は、決められた数の中だけで競い合っている競技です。
結局、いくら頑張っても新しい椅子はきっと増えません。
■だから、決してひがんでいる訳でも羨ましがっている訳でもありません。
出世は限られた人間がジッと順番を待っているものだと思っただけです。
いくら待っても順番が来ない私は自分で椅子を作ればいいと思いました。
Written by Hiromichi
はまぞう(原ブログサイト)
Hiromichi唯我独尊
監修:浜松の税理士太田彰
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