ホームmag2> mag2バックナンバー> 201204- > このところ見なくなったと思いませんか?
所得税額が1000万円を超えた人の
氏名・住所・納税額が公示される「高額納税者公示制度」。
高額納税のスポーツ選手や芸能人などがマスコミなどでも
取り上げられていたご記憶があると思います。
実はこの高額納税者公示制度は2006年に廃止されました。
そもそもこの制度は、「納税者の過少申告を防ぐ心理的効果」
「第三者のチェックを受けるというけん制的効果」が
あるとして1950年に導入されました。
しかしその結果、高額納税者の名簿が
簡単に入手できることにもなりました。
そのため公示された人のもとには営業目的の手紙が届いたり、
セールスマンからの勧誘や寄付の強要などが多発しました。
また、本人やその親族が身代金目的の誘拐など、
犯罪の対象になる恐れもあり廃止が求められていました。
そして、目的外の利用や犯罪を誘発しているなどの理由と、
2005年4月からの個人情報保護法の
全面施行もあり廃止となったのです。
ちなみに、制度最後の2005年に公示 された
高額納税者のトップは会社員で、 納税額は37億円弱でした。
なお、歌手部門のトップは、宇多田ヒカ ルで約3.6億円。
俳優・タレント部門は、 みのもんたの約2億円。
プロスポーツ選 手部門は、佐々木主浩の約2.3億円でした。
このようにしてみると、その時代に活躍していた人がわかり当時の事が思い出されますね。
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