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税の歴史をさかのぼってみましょう!

飛鳥時代の701年に完成した大宝律令では、

「耕地の広さに応じて稲を納める税」や「その土地の特産物を納める税」など、

租・庸・ 調という税の仕組みができました。

室町 時代は米などの年貢が税の中心でした。

また、街道に設けられた関所では、

通行 税の関銭などが税として課せられまし た。


安土桃山時代は豊臣秀吉が太閤検地 を行い、

農地の面積だけでなく収穫高なども調べて

年貢を納めさせるようにしました。

江戸時代には、当時の営業税や営業免許税にあたる

運上金・冥加金を、商工業者などに課税するようになりました。


明治時代になると政府は、歳入の安定を図るために

地租改正を実施します。

地券を発行して土地の所有者を確定し

納税義務を課しました。

そして、課税の基準を従来の収穫量から地価に改め、

地租として貨幣で納めるようにしました。


また、所得税や法人税が導入されたのもこの頃です。

現在ある税の仕組みができはじめたのは

大正時代から昭和初期にかけてで、

1940年(昭和15年)には源泉徴収制度が採用されました。


1989年(平成元年)には消費税が導入されます。

当初の税率は3%でしたが1997年には5%に、

そして2014年の今年に8%となりました。

このように税の制度は、社会の変化にともない変わってきました。

そして、これからもまた変わっていくことでしょう。


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